2019/11/20頃にApple社のiTunesがコンテンツの値上げをしました。
少し遅れて消費税の増税分を上乗せした形で、約2%の値上げです。
本サイトでは主にAmazonプライム・ビデオ、iTunes、U-NEXT、Netflix、Huluの動画配信サービスのコンテンツを紹介しています。この機会にその他の動画配信サービスを含めて消費税増税の影響を紹介します。
結論的には以下の通りです。
- Amazonはほぼ増税の影響なし
- その他の配信サービスは税抜き価格の表示がメインで、純粋に別途消費税がかかる→増税の影響あり
配信サービス各社の月額料金
各社の月額料金は以下の表の通りです。
サービス名 | 税抜料金 | 増税前料金 | 増税後料金 |
dTV | 500円 | 540円 | 550円 |
Hulu | 932円 | 1,006円 | 1,026円 |
U-NEXT | 1,990円 | 2,149円 | 2,189円 |
Amazonプライムビデオ | 不明 | 500円 | 500円 |
Netflix | SD 800円 HD1,200円 4K1,800円 | SD 864円 HD1,296円 4K1,944円 | SD 880円 HD1,320円 4K1,980円 |
ビデオパス | 562円 | 606円 | 618円 |
TSTAYA-TV | 933円 | 1,007円 | 1,026円 |
iTunes | 個別課金のみ | 個別課金のみ | 個別課金のみ |
iTunesは月額料金が存在せず、コンテンツ毎に課金するサービスタイプです。
基本的には消費税増税の影響有り
税抜き価格を明記している配信サービスが多く、その場合、消費税を別途加算されるので、増税後は実際に支払う最終料金が増加しています。
Amazonのみ消費税増税後も料金を据え置き
黄色に塗りつぶしたAmazonは税込価格のみの表示なので、税抜き価格は不明です。
2019/11/24現在、Amazonプライム・ビデオの月額料金は、増税前から変わっていません。増税後も据え置きです。
2019年4月に400円から500円に値上げしたところなので、当面値上げはないんじゃないでしょうか。
個別コンテンツの課金料金は?
課金が必要な個別コンテンツについては、本サイトで主に紹介している配信サービスを調査しました。選んだ理由は以下の記事で紹介しています。
dTV/U-NEXT/iTunes/Amazonプライム・ビデオの課金コンテンツの状況を紹介します。(Netflix/Huluは完全定額制なので除外します)
dTV
dTVの場合、基本的に税抜き価格で表示されています。増税前と増税後で表示価格が変わっていません。
新作500円/準新作400円/旧作300円(税抜)です。
実際の請求は消費税が含まれるので、増税分だけ値上がりします。
U-NEXT
U-NEXTの場合、課金が必要なコンテンツの価格表示は税込価格(ポイント)のみです。
増税前は324円/432円/540円のように、8%の消費税が加算されていると分かる金額なので、税抜き価格も容易に推測できます。
2019/10/1にコンテンツの料金がきっちり消費税分上がりました。330円/440円/550円などです。
U-NEXTの特徴などは以下で紹介しています。

iTunes
iTunesは2019/11/20頃に突然値上がりしました。
「しばらくしたら消費税分は上げるね」と報道した後、明確なアナウンスはなく気づいたら値上がりしていました。
値上がり前は、300円/400円/500円のように区切りのいい価格だったのですが、306円/407円/509円のように全体的に約2%加算された価格になりました。
「消費税8%のときに税込価格の切りが良くなる税抜価格にしていたけど、消費税10%にしたら切りの悪い税込価格になってしまった。」と思われます。
なんか少し気持ち悪い数字ですが、しょうがないですね(笑)
以下の記事でも紹介していますが、iTunesは4Kコンテンツが豊富です。
Amazonプライム・ビデオ
基本的には月額料金と同じく、増税後も料金据え置きです。
映画コンテンツの大部分を占めるメジャーな洋画は料金据え置きなのですが、一部のコンテンツは10月以降に料金が微妙に上がっています。以下のような映画が値上げされています。
- マイナーな一部の邦画
- 権利関係が厳しそうで料金設定が元々高額な一部のアニメ
大部分は料金据え置きなので、あまり気にしなくても良いと思います。
Amazonの料金体系は良く分かりません。HD画質だと多分、新作500円、それ以外400円がベースだと思うのですが、ほとんどの作品が基本の料金体系になっていません。
- マイナーな新作:500円や550円
- メジャーな新作、準新作:399円(アベンジャーズ/エンドゲームもいきなり399円でした)
- その他大勢:
199円299円(一部199円) - セール:100円や96円
- アニメ:料金設定が不明
実際には上のような感じで値付けされています。ほとんどがセール価格のようなものなので、消費税の増税分を気にしてもあまり意味がないですね(笑)
Amazonの100円セールが凄いんですよね。新作なども100円になったりするので、いつも利用させていただいています(笑)。週末限定が多いんですが、週末以外でもセール告知していないタイトルが隠れてあります。以下の記事でタイトル一覧を紹介しています。
以上、消費税が10%に増税された後の動画配信サービスの料金への影響を紹介しました。
基本的には増税分の影響を受けており、Amazonプライム・ビデオのみほとんど料金据え置きという状況です。
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