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広大な大陸を舞台に壮大な男のロマンがかけめぐる!
モンゴル帝国を築いた稀代の英雄の描く歴史大作!

800年前、諸部族が互いに覇権を賭けて争っていたモンゴル。有力な部族イエスガイの子として生まれたテムジン(O・シャリフ)。対立していた部族の長ジャムーガ(S・ボイド)に、父を殺され、ひどい扱いを受けながらもたくましい青年へと成長していったテムジンは、ある日首カセを外して脱走する。共に逃げ出した二人の部下と共に旅を続けるテムジンは、モンゴルが遊牧民同士が争っているために豊かな生活ができていないことを知る。
民族統一を決意したテムジンは、近隣部族を仲間に引き入れ、勢力を拡大、ジャムガの婚約者ボルティ(F・ドルレアック)をさらい、自分の妻とする。怒り狂ったジャムガイは、ボルティを激しく犯すが、彼女の心は既にテムジンのものだった。シナ皇帝の臣下リンを助けたことで、シナで武術を教えることになったイエスガイの一党は、シナを破り、勢いづく満州国を討伐する。満州国の隊長は、仇敵ジャムーガだった。
この功績により征服者の王を意味する「ジンギス・カン」の称号を与えられる。部族を率いてシナを出ようとしたジンギス・カンを止められない皇帝は、ジャムーガを解放し、カンを暗殺させようとする。やがて数多くの勝利を重ね、もはや敵のいないジンギス・カンの前に、ホラズム王と手を組んだシャムーガが捨身の攻撃をしかけてくる。