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1918年の第一次世界大戦のさなか、結婚し、わずか半年後に戦火へと夫を送りだした妻コニー。だが、ドイツ戦線で重傷を負ったクリフォード・チャタレイ男爵は下半身マヒの体になり、男性としての機能も喪失してしまう。毎日車イスで生活する夫を支えていくコニーだが、夫からの愛情は次第に屈折したものになっていった。
どんなに尽くしても心も体も満たされないコニー。苦悩するコニーは、たびたび森の中へ出掛ける様になる。そんな時に出逢ったのは、森番の男メラーズだった。
山小屋の前で、全裸で水浴びをしていたメラーズの姿を見たコニーは、メラーズの逞しい肉体に魅かれ、関係を持ってしまう。コニーは青年に忘れかけていた安らぎを与え青年は森に湧く泉のように、彼女に生命の水を与えていく・・・。
この森から、新しい明日がはじまる。そのとき、彼女は21歳―。