461個のおべんとう
あらすじ
長年連れ添っていた妻と別れることを決意した鈴本一樹(井ノ原快彦)。離婚の際に自分を選んでくれた息子・虹輝(道枝駿佑)が15歳と多感な年頃を迎えていただけに、罪悪感を抱いていた。そんな時、重なるように虹輝が高校受験に失敗してしまう。
好きな音楽で生計を立てている一樹は、息子に対しても“学校だけがすべてではない。好きなように育ってくれたらそれでいい”と考えていた。しかし、虹輝の出した答えは「高校へ行きたい」だった。
翌年の春、見事合格した虹輝に、一樹は高校でのお昼ごはんをどうしたいか訊く。「父さんのお弁当がいい」という返答に、笑みがこぼれる。この瞬間「3年間、毎日お弁当を作る!」「3年間、休まず高校へ行く」という“大切な約束”が生まれたのだった。
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